教員紹介

榎本 武文(えのもと たけふみ)

主な研究テーマ

(1) ルネサンス期の人文主義・修辞学全般。
現時点では,特に以下の個別テーマを研究している。
(2)ロレンツォ・ヴァッラの文献学・ラテン語論に関する研究(リウィウス第21-26巻のテクスト修正,『ラテン語の典雅』を対象とする)。

講義およびゼミナールの指導方針

学部の講義では,哲学または政治思想の英語テキストを教科書として,語彙・語法・文法の点で正確に英語を読解する訓練を行ない,学生が将来企業・大学院で英語文献を読むための基礎を築くことを目標とする(「英語I・Ⅱ」)。上級レベルの授業(「英語圏地域文化論」・「経済文化」)では,一定分量の英語テキストを読んでくることを求め,意見を発表し討論するよう促す。これらの授業では,現代イギリスの社会・経済に関する書物(労働者階級文化と社会移動,EU離脱とポピュリズム勃興の関係についてなど)を教科書に選ぶ。

大学院の講義では,人類史,政治思想史,開発経済学などに関する英語の書物を教科書として輪読する。演習では,古代ローマ共和制・帝政期のラテン語文献(キケロ,リウィウス,ホラティウス等)を輪読する。

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