教員紹介

奥田 英信(おくだ ひでのぶ)

主な研究テーマ

(1)ASEAN諸国の経済発展と金融システム
経済発展に金融が果たす役割について,東南アジア各国の事例研究が『ASEANの金融システム』東洋経済新報社(2000),『アジアの経済発展と金融システム(東南アジア編)』東洋経済新報社(2008)などに纏められている。また,『入門開発金融』日本評論社(1998),『新版:開発金融論』日本評論社(2010)は,それらの研究者・実務家向け解説本である

(2)ASEAN諸国の銀行業
ASEAN銀行業の経営特性を明らかにし,グローバル化した世界経済における途上国金融部門の市場構造について政策的な検討を加えることを目的として,タイ,マレーシア,カンボジアの実証研究を学会誌に発表してきた。

(3)ASEAN諸国の企業金融と投資行動
ASEAN諸国における企業の金融活動について,途上国特有の金融行動の特徴を検討し,政策課題を明らかにすることを目的としている。ベトナム,カンボジアの実証研究を学会誌に発表してきた。

(4)カンボジアの脱ドル化政策研究
カンボジアで進められている脱ドル化政策立案のためのNBC-JICA基礎調査への参加,基礎調査結果の実証分析,および政策立案に係わる研究。学会,政策シンポジウム,学術誌で研究成果を発表してきた。

講義およびゼミナールの指導方針

学部講義「開発経済学(開発金融)」は,途上国開発に係わる金融問題に焦点を当てた内容である。大学院講義「国際経済開発論Ⅰ」「国際経済開発論Ⅱ」では,新興経済の金融研究に関する最近の研究動向の紹介を行う。「比較経済史」では,新制度派経済学のアプローチに基づく比較歴史制度分析を解説する。学部・大学院ともに教場試験を実施して公平な成績評価に努めている。

学部ゼミナールでは,論理的思考能力を鍛えることを目指している。3年次に開発経済学と金融論のテキストを輪読し,4年次には「仮説設定とその検証」という意識を明確にした卒業論文を作成する。

大学院ゼミナールは,学術論文の作成を指導する。修士論文の指導では基礎力を養うことを重視している。博士論文の指導では,ワークショップとの連携を図りつつ,専門学術誌に掲載可能な論文を目標としている。また海外での共同調査に学生が参加できる機会を積極的に提供している。

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