プロフィール

岡田 章 (Akira Okada)
一橋大学大学院経済学研究科 教授
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研究室

〒186-8601
東京都国立市中2-1
一橋大学大学院経済学研究科
E-mail: aokada"at"econ.hit-u.ac.jp


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ゼミのモットー 「自由とゲームマインド」

岡田ゼミではゲーム理論を学んでいます。ゲーム理論を勉強したい人の参加を歓迎します。



ゼミのテキスト
2010年度 Christophe P. Chamley, Rational Herds: Economic
Models of Social Learning, Cambridge University Press, 2004.
2011年度 サバティカル休暇のため、ゼミは募集しない
2012年度 Bruce Wydick, Games in Economic Development, Cambridge University Press, 2008.
2013年度 Vijay Krishna, Auction Theory, 2nd Ed., Academic Press, 2010.
2014年度 夏学期は、「ゲーム理論・入門」のワークブック(2015年出版予定)の問題を解く。
冬学期は、An Inquiry of Conflict and Cooperation in Human Society(人間社会におけるコンフリクトと協力)のテーマで重要な論文や著作を輪読する。
1. マイケル・トマセロ、『ヒトはなぜ協力するのか』、橋彌和秀訳、勁草書房、2013.
2. Fehr, E. and U. Fischbacher,“The Nature of Human Altruism,” Nature 425, 785-791.
3. Ostrom, E.“Beyond Markets and States: Polycentric Governance of Complex Economic Systems,”American Economic Review 100 (June 2010): 641-672.
4. Williamson, O. E.“Transaction Cost Economics: The Natural Progression,”American Economic Review 100 (June 2010): 673-690.
5. Rahman, D.“But Who Will Monitor the Monitor?,” American Economic Review 2012, 102(6): 2767-2797.
6. De Mesquita, J.D. Morrow, R.M. Siverson and A. Smith,“An Institutional Explanation of the Democratic Peace,”American Political Science Review 93, 1999, 791-807.
7. Chen, Y. and S. X.“Li Group Identity and Social Preferences,” American Economic Review 99, 2009, 431-457.

ゼミの内容

これまでは、3年生の夏学期にゲーム理論と応用に関して入門的な日本語のテキストを読み、3年生の冬学期と4年生の夏学期でゲーム理論の中級レベルの 英語のテキストと専門論文数編を読んで、4年生の冬学期は卒論作成を行う という指導方針であった。

2010年度からは、次の方式を交互に採用している。 (1)ゼミ生が経済学研究の最先端に触れ、研究や学問の楽しさを体験するために、 最近のノーベル経済学賞の 受賞分野と深く関わるゲーム理論の先端的なトピックを背伸びして学ぶ、 (2)ゲーム理論を学んだことのない学生でも参加できるように、経済学におけるゲーム理論の応用分野 を学びながら、ゲーム理論の初歩を勉強する。

2010年度は、経済学の先端的なテーマとして、金融危機、バブルの発生と消滅、通貨危機などに見られる近年の 市場経済の危機的現象はなぜ起こるのかをゲーム理論を用いて考えた。特に、経済主体の「群衆行動(herd behavior) と非対称情報」を取り上げ、情報カスケード理論を学んだ。

2012年度は、「開発経済学へのゲーム理論の応用」をテーマとしてとりあげ、ゲーム理論の基本的な概念を学びながら、 「開発途上国はいかにして貧困を克服して豊かな経済社会を構築できるか」 についてテキストを読みながら考えた。

2013年度は、経済学の先端的なテーマとして2012年ノーベル経済学賞の受賞分野である「マーケットデザイン」をとりあげる。 特に、マーケットデザインの分野でマッチングゲーム理論とともに活発に研究されているオークション理論を専門的に学ぶ。 オークションは、入札や市場のせり売りなど古くから取引の方法として各国で広く採用されているばかりでなく、近年は、 インターネットオークションや政府による電波オークションなどさまざまな分野にその応用範囲が拡大されている。 Krishnaのテキストは、オークション理論の最も優れたテキストとして欧米で高く評価されていて、わが国でも ミクロ経済学専攻の院生や研究者の必読書とされている。
2014年度は、ゲーム理論の初歩を勉強する。ゼミのテキストは、受講生の学習態度、意欲、能力を考慮して決める。基本は、英語で書かれたゲーム理論の入門テキストを輪読するやり方であるが、一つのテーマ、例えば、「人間はなぜ協力するのか、いかにして協力するのか、我々の社会はどうなるのか」、「バブルはなぜ発生するのか」など、について研究することもある。


ゼミ参加の要件

(1)「応用ゲーム理論」を履修した、もしくは同等の学力を有する学生。
(2)ゲーム理論を勉強したい学生。

次のようなタイプの学生は、不向きである。

(1)履修登録した授業を特別の理由もなく頻繁に欠席する。
(2)授業中、特別の理由もなく教室前のドアから途中退席する。
(3)大学を勉学でなく遊ぶための場所と考えている。
(4)授業中でもスマホの画面を見ないと我慢できない。
(5)就活中と理由をつけて半年以上、ゼミを欠席する。
(6)一般的な社会常識がない。


ゼミ選考方法

ゼミ参加希望者は、
(1)2014年3月21日(金)までに、志望動機と大学入学後どんな勉強をしてきたか、ゼミでどんなことを勉強したいかを中心に自己紹介文(A4版2枚)を メイルで岡田まで送る。
(2)ゼミ面接日時と場所(第2研究館226号室)は、後日教務課から掲示される。面接当日は、成績証明書を持参のこと。
(3)ゼミ選考の前に、希望するゼミを複数選び、担当の先生から直接、内容を聞くことを勧める。


ゼミの紹介