経済学の学び方(大学院編):一般的なガイダンス

大学院科目の履修計画についてですが、修士課程の履修に関しては、 以下のような必修要件があり、コースワークと呼ばれるコア科目の履修を基礎とする履修計画を立てることが 要求されています。(以下の記述は基本的な考え方を示すために簡略化されたものですので、詳細については、 必ず『学生便覧・講義要綱』『経済学研究科履修ガイド』を参照してください。)

専修コース (1)講義、副ゼミ、自主ゼミから20単位以上、ゼミ6単位(1年間の履修)以上、合計32単位以上を修得すること。
(2)ワークショップを除く経済学研究科授業科目からコア科目4単位以上を含め12単位以上を修得しなければ ならない。
研究者養成コース (1)講義、副ゼミ、自主ゼミから20単位以上、ゼミ6単位(1年間の履修)以上、合計32単位以上を 修得すること。
(2)ワークショップを除く経済学研究科授業科目からコア科目4単位以上を含め16単位以上を修得し なければならない。

修士課程修了とともに卒業することを前提とする専修コースの学生と、後期博士課程まで進むことを 前提とする研究者養成コースの学生では、必修要件が若干異なりますが、共通しているのは、修士課程においては、 コア科目と呼ばれる科目を4単位以上履修した上で、経済学研究科授業科目を中心とした履修計画を たてなければならないということです。

ここで、コア科目というのは、中級ミクロ経済学、中級マクロ経済学、上級ミクロ経済学、上級マクロ経済学、 上級政治経済学T、中級計量経済学、上級計量経済学、比較経済史の8科目です。 これらは、いずれも様々な経済学の 分野を専門に勉強する際に、これだけはきちんと勉強しておいて欲しいという内容を扱う講義です。

何れの科目が「コア」となるかは、コースや専攻分野によって異なります。この点に関しては大学院ゼミの 選考基準の中で教員が示しているものが参考になるでしょう。特に、必修要件としては“コア科目4単位以上” となっていますが、実際には希望するゼミに入るためには、コア科目8単位ないし12単位の履修が要求されて いる場合も多いことに注意してください (『経済学研究科履修ガイド』のゼミ履修案内ページも参照のこと)。

言い換えれば、修士課程では、興味のある分野に関連するゼミの選考基準の中で要求されているコア科目をまず 履修し、その上で他の経済学研究科授業科目を中心として履修する計画を立てるということが基本になります。 実質的に要求されているコア科目の単位数が比較的多いことを考慮すれば、特に修士課程1年次には、 授業時間外学習(宿題など)の要求が多いコア科目の勉強で結構大変だという院生は多いのではないでしょうか。 ただ、コア科目の履修(コースワーク)が、その後の専門的な研究の基礎となるわけですから、基礎トレーニング と思って頑張って欲しいものです。