公共経済学 2009年度 後期 月曜・水曜 1限

[ 授業概要 (Course Overview) ] 最終更新日:2009-01-23
学部上級から修士向けの公共経済学を講義します。外部性・公共財といった「市場の失敗」から、課税理論(間接税・所得税・帰着)の基礎、所得再分配や公共選択などをテーマとします。研究論文も紹介しつつ、公共経済学がどのように政策課題と関わりうるのか勉強していきましょう。

[ 学部・学年の指定 (Who Should Attend) ] 最終更新日:2009-01-23
※履修ルール上の指定内容については必ずルールブックおよびガイドブックの該当箇所を確認して下さい。
学部4年生と修士1年生を対象とするため、中級レベルの経済学(特にミクロ経済学)に相当する経済学をすでに学んでいることが条件です。学期中に最低1本の英語の論文を読むことのできる英語読解力(もしくは意欲)。学部や学年、学科そのものは問いません。

[ 授業の目的・到達目標と方法 (Goals & Methodology) ] 最終更新日:2009-01-23
公共経済学は、政策課題を経済学的に考えることの基礎になります。そのために確立された方法論を習得することが目的です。参考文献にある本を読んだときに、その内容が困難なく理解できるレベルに到達することを目標にしています。

[ 授業の内容・計画 (Topics / Schedule) ] 最終更新日:2009-03-26
概要は以下のとおり。詳細な日程表は講義初日に配布します。
1. 競争均衡の効率性
2. 公共財 メカニズムデザイン
3. 外部性 排出権取引
4. 課税理論 最適間接税 最適所得税 税の帰着
5. 不完全競争 独占企業の規制
6. 所得再分配 自己選抜
7. 公共選択 投票理論

[ テキスト・参考文献 (Textbooks / References) ] 最終更新日:2009-03-26
指定テキストはありませんが、以下を参考文献とします。
Leach, J., A Cource in Public Economics, Cambridge UP, 2004.
Salanie, B., The Economics of Taxation, MIT Press, 2003.
Hindriks, J. and G. Myles, Intermediate Public Economics, MIT Press, 2006.

[ 成績評価の方法 (Requirements & Grading Allocation) ] 最終更新日:2009-01-23
宿題15%、レポート15%、期末試験70%。レポートは、5ページのものを学期末までに1本提出するか、2ページのものを学期中に2本提出するか、選んでください。このほかに、授業に貢献した場合に extra credit として最大5%まで加算することがあります。詳細は講義初日にアナウンスします。

[ 成績評価基準の内容 (Grading Criteria) ] 最終更新日:2009-01-23
経済学研究科の標準的な方針に準じます。

[ 受講生に対するメッセージ (Message to Students) ] 最終更新日:2008-12-30
社会問題を論ずる際に、経済学の専門知識に基づいた主張を述べられるようになりましょう。政策論議はとかく主観的な「飲み屋談義」になりがちですが、公共経済学を学ぶことによって、より説得力のある議論ができるようになりたいですね。