経済学への招待 はじめに

経済学とは何か、とりわけ、経済学を学ぶことは何のためになるのか。実は、この問いに対する私たち教員の答えは、一般に学生が期待している答えとかなり異なっているように思われます。そして、そのギャップのために、「期待はずれ」の講義に失望して、経済学を学ぶ意欲を失ってしまう学生が多いのではないでしょうか。


まず経済学とは、新聞やメディアで取り上げられるような様々な経済問題を、わかりやすく説明してくれる学問ではないということは心にとめておいて欲しいと思います。経済学とは、複雑な心理構造をもつ人間たちが生み出す複雑な経済現象や経済問題の深層に迫り、私たちの経済に対する深い洞察を得ようとする学問なのです。そのような経済学をしっかりと学んだ結果として、現実の経済の本質が少しずつ見えてくる。そんな学問なのです。


「経済学とは何か」、そして「経済学を学ぶことは何のためになるのか」。そのような疑問を抱いている現役学生のために、何人かの先生に寄稿してもらいました。経済学を学ぶことが少しだけ面白くなってもらえればいいですね。また、経済学部への入学を考えている高校生、あるいは「経済学ってどんな学問」という素朴な疑問を抱いている一般の方々にも参考になれば幸いです。

  • 選挙演説にみる経済学の一例:なぜ経済学が必要か(石川 城太)
  • 今、金融が面白い!(齊藤 誠)
  • 経済学で考える(佐藤 主光)
  • バックナンバー 一覧

また、本学では公開シンポジウム等の開催も盛んに行われており、経済学の立場から本研究科教員が様々な情報を発信しています。いくつかのシンポジウムにおいては、映像の公開も行われておりますので、ぜひご覧下さい。


  • 公開シンポジウム等開催・映像情報

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