研究科紹介 教員紹介

岡室 博之(おかむろ ひろゆき)

教員HP:http://www.econ.hit-u.ac.jp/~okamuro/english.html

ゼミHP:http://jfn.josuikai.net/semi/okamuro/

E-Mail:okamuro@econ


主な研究テーマ

(1) 中小企業の自社研究開発,共同研究開発と産学連携
1) アンケート調査データに基づく,中小企業の共同研究開発及び産官学連携の組織・契約形態の解明とプロジェクト成功要因の分析。
2) 統計の集計データ・個票データに基づく,共同研究開発の経営成果・技術成果への影響分析と規模別比較。
3) アンケート調査と事例調査に基づく産学官連携の国際比較研究(日本・米国・韓国)。
4) 産学官連携に関連する政策(経済産業省「産業クラスター計画」等)の効果の検証。
(2) 企業の開業と開業後の成果の要因
1) 開業率の地域別要因分析:「事業所・企業統計」及び「工業統計」に基づく,地域別開業率の要因分析。業種,タイプ別の比較。
2) 開業後の生存率と成長率に関する計量分析:アンケート調査データに基づく,開業時および開業後の研究開発戦略および創業者・企業属性の影響の分析。開業後の存続率・成長率に対する地域要因の効果の検証。
3) 新規開業企業の研究開発の影響要因と成果に関する計量分析。
4) 「就業構造基本調査」匿名個票データに基づく自営業への移行とその後の成果の要因分析。
(3) 新規上場企業のコーポレート・ガバナンスと経営成果
1) 高度成長期後半の新規上場中堅企業のコーポレート・ガバナンス:経営成果に対する銀行・事業法人・経営者の貢献を比較分析。
2) 最近の新興市場新規上場企業のコーポレート・ガバナンス:上場前後の経営成果に対する創業者とベンチャーキャピタルの役割を分析。
3) 同族会社と非同族会社の戦略行動の違い:高度成長期上場会社の合併行動の違いとその要因,成果への影響の実証分析。


講義およびゼミナールの指導方針

 担当する講義では,常に理論と実証のバランスを重視し,理論と現実の接点が分かるように心がけている。「産業経済学」は,産業組織論と企業経済学の主要な論点を多くの参考文献・資料を用いて理論と実証の両面から解説する。講義中に日本の産業組織や企業行動について最新のデータや分析結果を提示し,また現実の企業データを収集・分析する課題を出すことによって,応用ミクロ理論が産業・企業の分析にどのように結びつくのかを理解させる。「産業経済学T」(大学院科目)は,「産業経済学」で扱った分野の一部をさらに理論的に深く掘り下げることを目的とするが,データの収集・分析や実証論文の読解等の課題を通じて,受講者が実証研究にも理解を深めるよう努めている。学部2年生を対象とする基礎ゼミでは企業分析に関する日本語文献を読んで議論し,グループ研究も行っている。学部3年生のゼミナールは,理論的基盤と研究方法をしっかりと身に付けさせることを目標にしている。英文テキストの輪読と議論に加えて,冬学期には他大学のゼミとの合同研究発表会に向けてグループ研究を行う。学部4年次は卒業論文への取り組みが中心になる。明快な考察に基づく計量分析ができるよう指導し,独自性のある研究を奨励している。大学院のゼミは修士論文・博士論文に向けての研究報告を中心に進められる。



研究業績・経歴詳細

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