教員紹介

桑名 陽一(くわな よういち)

本データは、2025年3月31日現在のものである。

主な研究テーマ

(1)数理統計学 正規性・分布型の検定問題
(2)ファイナンスのための統計解析 高頻度時系列データの分析手法
(3)数理金融論 部分観測下の消費・投資決定問題

講義およびゼミナールの指導方針

学部3・4年次および大学院初年次向けの統計学・確率論の講義では、基礎力養成に重点をおくという観点から、先端のトピックスに終止することはせずに、考え方の展開を詳細にわたって解説するように心がけている。また、計量経済学を講義するときには、実証分析への応用に配慮して、現実の経済データを用いたコンピュータ実習を導入している。大学院生向けの専門講義では、研究テーマ選択の手助けとなることを期待して、最近の研究成果を取り入れた内容を提供するように努力している。学部3年生ゼミナールにおいては、数理統計学とそれを学ぶための確率論の基礎的テキスト(英文のもの)を輪講し、同時に問題演習をおこなっている。先人たちのアイデアに触れ、さまざまな現象が確率モデルとして定式化されることを知ってもらう。学部4年生に対しては、各人の興味に応じて個別に卒業研究を指導している。大学院生ゼミでは、専門家および研究者育成という立場から、厳密性に重点をおいて最近の文献/論文講読を行っている。

教員HP
https://www1.econ.hit-u.ac.jp/kuwana/index.html
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