ファイナンス分野における理論研究
金融工学と金融経済学の両方にまたがる分野に関心を持っている。具体的には以下のテーマなどが挙げられる。
(1) マーケット・マイクロストラクチャー
(2) リアル・オプション
(3) 一般均衡を用いた金融市場モデル
(4) 金融商品の価格付け
学部における講義・ゼミナールでは、ファイナンス理論の基本的な考え方を身に付けた上で実際の金融データを用いた分析を行い、金融市場への理解を深めることを目的とする。数理モデルを用いた分析では (i) 直観的理解 (ii) グラフなどの視覚的理解 (iii) 数式による理解、の3つの理解が不可欠であり、この点を念頭に置いて講義・ゼミを進めたい。
大学院では、ファイナンスにおける理論研究を中心テーマとしてより高度な内容を取り扱う。学生一人一人が最終的に国際的な学術論文へ投稿・掲載することを目指した指導を心掛ける。