教員紹介

高久 玲音(たかく れお)

主な研究テーマ

これまで ①患者自己負担の効果推定、②医療・介護の労働市場、③病院に対する支払制度、④自治体レベルの地域医療政策、⑤医療保険財政などを対象として実証分析を行ってきた。近年では、コロナ対策の効果検証や医療提供体制に関する解析に取り組んでいる。貴重な社会資源であるデータを、隣接する諸分野(疫学、医療社会学、政治学)と共同しながら政策形成に役立てることを念頭に研究を続けている。

講義およびゼミナールの指導方針

医療経済論Ⅰとゼミナールを担当している。医療経済論Ⅰでは医療や介護に関わる基礎的な経済理論を学び、政策形成の際に重要とされているエビデンスがどのように構築されているかを解説している。ゼミナールでは、医療経済学の教科書を輪読するとともにと学生がデータを用いて実際に解析を進められるよう指導している(統計ソフトはRを推奨している)。いずれの講義においても、学生が現実社会の諸問題を解決するためのツールとして経済学を使ってくれるよう指導したい。

教員HP
https://sites.google.com/site/reo1984takaku/
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