一橋大学には、学生・教員が無料で利用できる様々なデータベースがあります。現在、学内で利用できるオンライン・データベースは、「統計関連データベース」と「図書関連データベース」の2つに分けることができると思います。以下では、それぞれについて、簡単に紹介します。
経済学関連でよく利用される日本の統計データベースとして、『日経NEEDS』と呼ばれる非常に優れたデータベースが学内で利用可能となっています。具体的には、企業財務データ、連結決算企業データ、銀行財務データ、損保財務データ、証券財務データなどの財務関連データと、総合経済ファイル、法人企業統計データ、地域総合ファイルなどの経済関連データがあり、それぞれ長期データの利用が可能です。2011年より、Web経由でデータにアクセスできるようになっており、大変利用しやすくなっていますので、積極的に活用して下さい。
サイトを見るまた、学内外を問わず利用出来る先進国のマクロ経済関連の統計データベースとして、OECD によって提供されているものがあります。2010年7月末よりOECD iLibraryが本格的に稼働し、従来の各種リンクは、iLibraryにリダイレクトされるようになっています。
サイトを見るなお、データベースではありませんが、上記のようなデータを含む様々なデータを処理できるパソコン用プログラムとして、経済学研究科生に限り無料で利用できる統計解析ソフトウエアStataを配布しています。CELS等、経済学研究科事務室教務担当からの連絡(掲示)を確認してください。
サイトを見る本学附属図書館の電子リソースポータルには、学内外からアクセスできる、様々な電子リソースについて紹介されています。また学内構成員であれば、My Libraryサービスを通じて、様々な電子ジャーナルに学外からもアクセスできるリモートアクセス サービスが2010年10月より開始されました。ぜひアクセスしてみて下さい。
サイトを見る書籍の検索用のものとしては、附属図書館が提供している『HERMES』 、国内大学の図書館所蔵の本が検索できる『CiNii Books』 、国会図書館所蔵の本が検索できる『NDL-ONLINE』 などがあります。なお、国立大学の所蔵図書については、一橋大学の附属図書館で取り寄せてくれるサービス(ただし郵送料は自己負担)がありますし、各図書館まで行って閲覧させてもらうように取りはからってもらうこともできます。詳しくは、附属図書館1階のレファレンス・カウンターで尋ねて下さい。
サイトを見るまた大学では一橋大学機関リポジトリが発足し、大学の構成員により生産された研究成果が蓄積され、インターネットを通じて発信されています。本学が刊行する研究紀要の論文情報、ワーキングペーパー等各種研究報告書、各種研究データ、広報資料、学園史資料などが包括的にデータベース化されているとともに、本学構成員の発表した学術雑誌論文、博士論文についても、掲載許諾が得られるものから、順次収集されています。積極的に利用して下さい。
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